インド映画 Black

12 04, 2009 | Tag,インド映画


2005年/インド/ヒンディ、英語/123分/

ヘレン・ケラーの話をなぞりつつ展開したというようなストーリーで、三重苦にあえぐ主人公ミシェルの幼少期を演じるのがアイシャ・カプール。成長したミシェルを演じるのがラーニー・ムケルジー。ラーニーはインド国内外で人気の高い女優で、ぼくがこの映画を見てみる気になったのもラーニーが出てるから。インドを感じさせつつも濃すぎない顔とハスキーボイスがラーニーの魅力だ。そしてミシェルの家庭教師を演じるのがアミタブ・バッチャン。スラムドッグミリオネアで、ジャマール少年が汲み取り便所にに飛び込んでまでサインをもらいにいくシーン、あれがアミタブ・バッチャンだ。全盛期は過ぎたものの貫禄抜群のスーパースター。

この映画、評判はよかったのだがいまいちだった。後半がまるで面白くない。もっというと三重苦の少女を演じるアイシャ・カプールの演技が神がかっていて、彼女が言葉を覚えたシーンで映画を一本見終わったときのすがすがしい脱力感に襲われる。もうおなかいっぱいだった。

当時10歳のアイシャ・カプールはドイツ人とのハーフで、インドの高級皮革ブランドHIDESIGNのご令嬢。可愛さというよりは芯の強い、聡明な印象を受ける。そして今年、アイシャ・カプールが出演する第二作sikandarが公開された。(もちろんインドでだけど)
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インド映画の世界進出

12 02, 2009 | Tag,インド映画


日本ではまったく公開されないインド映画だが着実に世界の映画産業を牛耳りつつある。インドには財閥臭い組織が結構あって、その中でも映画産業に携わっているリライアンスADAグループがハリウッドのドリームワークスの株式の50パーセントを取得している。

スピルバーグの映画にミュージカルが執拗に織り込まれなんてことは無いだろうけど、逆にインド映画からミュージカルが消えつつある。最近は海外向けというジャンルをつくりはじめてる嫌いがあって、だからこそ外国人の目に付き易い映画からミュージカルが消えてキスシーンに置き換えられる。あのミュージカルはキスシーンだったんだな、と改めて思うわけだがやはりなんか寂しい。

インド映画三種の神器といえばミュージカル、ずぶ濡れヒロイン、スイスロケ。ずぶ濡れヒロインだけは健在。インド人の美意識なのだろう。

映像は、なぜか世界中のピンポイントに絶大な人気を誇るdaler mehndiが歌うrang de basanti。映画Rang de basantiより。(キスシーンはありません)

下にスイスロケとずぶ濡れミュージカルを隠しておきます。

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映画 Chop Shop

11 14, 2009


2008年/アメリカ/英語

タイトルは解体屋。舞台はアメリカの貧困地域ながら、いわゆる犯罪の温床たるスラム街ではなくてみんな一生懸命働いている。

BGMは一切用いられていない。手持ちのカメラはかなりぶれる。ドキュメンタリーチックな仕上がりで、ぼくはなぜかこの映画のリアリティが気に入ってしまった。なにがリアルかって言うと大した事件が起こらない。

ぼくは気に入ったんだけど、人に紹介してもとにかく反応が薄かった。日本未公開。
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イラク映画 亀も空を飛ぶ

11 13, 2009


2004年/イラク・イラン・フランス/クルド語/1時間37分

原題は「Kûsiyan jî dikarin bifirin」。フセイン政権崩壊後初のイラク映画。

この映画はストーリーがものすごくオリエンタルなんだ。ペルシャの御伽噺だ。アラビアンナイトとかシャー・ナーメとかウマル・ハイヤームとかアブー・ハフス・ウマル・イブン・イブラーヒーム・ハイヤーミー・ニーシャーブーリーとかそんな感じ。

じゃあなんでアラビアンナイトが新鮮なのかと考えてみると、オリエントの芸術っていうのはもう何世紀にもわたってイスラムに抑圧されてるんだよね。
タイム誌の受け売りだけど、「イスラムは破壊をするだけで何も新しいものを作ってこなかった。皮肉にも911がそれをイスラム世界に気づかせた」

ちなみにウマルハイヤームのルバイヤートは一人酒の最高のつまみ。
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ドキュメンタリー映画 未来を写した子どもたち

11 12, 2009


公式サイト - http://www.mirai-kodomo.net/

2008年/アメリカ/ドキュメンタリー/1時間25分/ベンガル語、英語/

コルカタの売春宿が舞台のドキュメンタリー映画。カメラマンのザナが売春宿に生まれついた子供たちにコンパクトカメラを配る。きっかけはというと、自分が撮ろうと思っても外国人が売春宿でカメラを向けるとみんな嫌がるから。この子達がまたいい写真を撮るんだ。

子供たちは売春宿に居ては売り飛ばされたり客をとらされたりするので、ザナは彼らを寄宿学校へ入れようと奮闘する。
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じょなさん

Author:じょなさん
元バックパッカーの引きこもり、世界に飛び出す引きこもり。当初は役立つ情報を、と思っていたんだけど自分の興味しか書けないね。

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